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森鴎外の短編小説「普請中」で描く普請中とは何ぞや。

森鴎外の短編小説「普請中」で描く普請中とは何ぞや。

掲載日: 2022年07月17日

「普請中」は、明治43年(1910年)に「三田文学」に掲載された小説。

ドイツ留学中の森鴎外の恋人エリスが、
留学を終えて帰国した森鴎外を訪ねて来日した際の様子を描いています。

一人の男が西洋料理屋に行く。
昔の恋人と再会するのである。

そこは普請中ということで、工事の音がうるさい。
ノックもせずに個室へ入ってくる給仕。
女が昔のロマンスを話そうとしても、それをせず
キスをしようとしても「ここは日本だ」と顔をしかめる。

などなど、
ここで描かれていることは、西洋化を進める途上にある「普請中」の日本社会のこと。
ドイツのありようを見てきた鴎外が、
当時の日本をどのように見ていたのかがよくわかる作品です。

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