オンライン読書会のコミュニティ「本コミュ読書会」
読書会情報はコチラ

オンライン読書会のコミュニティ「本コミュ読書会」

三島由紀夫「殉教」は、詩作への鎮魂なのでしょうか。

三島由紀夫「殉教」は、詩作への鎮魂なのでしょうか。

掲載日: 2023年03月24日

殉教」は1948年(昭和23年)に、文芸雑誌「丹頂」に掲載された短編小説。
学習院と思しき学園で、ひとりのひ弱な少年が迫害されていく様を描いています。

この作品だけを読むと、何を描こうとしているのかがよく掴めません。
巻末に、三島自身の注釈が残されており、「詩の殉教」と記載されています。

ふと思い出したのが、「殉教」の6年後の1954年に発表された「詩を書く少年」です。
「詩を書く少年」では、自由自在に詩を書き自信満々に創作を楽しんでいた少年が
詩を書けなくなるまでの過程を描いています。

詳しくはコチラの記事をどうぞ。
https://honkomyu.com/contents/mishima2022dec02/

「詩を書く少年」は、三島由紀夫自身が少年時代に詩を書くことを断念した経緯を私小説的に描いた作品です。

とすると、「殉教」は詩を書くことを断念した経緯を心象風景的に描いたのではないでしょうか。

SNSでシェアして下さい!

現在募集中の読書会イベント

YouTubeチャンネル

本コミュ読書会のYouTubeチャンネルです。
文学作品の朗読動画を配信しています!

中原中也「サーカス」には、中也の乗り越えてきた苦難への想いが込められています。-Vol.154. 朗読コンテンツ23

Vol.153. 朗読コンテンツ22-宮沢賢治 「猫の事務所」には、賢治の言い知れぬ悲しみが込められています。

Vol.152. 朗読コンテンツ21-宮沢賢治 「雨ニモマケズ」

Vol.151. 朗読コンテンツ20-岡本綺堂「離魂病-その三」