1955年公開なので、実に60年以上前の映画です(;^_^A
原作は、フランスの劇作家アルベール・ユッソンによる戯曲『La Cuisine Des Anges』

主人公は、脱獄した3人の囚人。
彼らは、通りすがりの雑貨屋に強盗に入るのですが、
その店は、人の良い主人と親切な奥さん、
そして優しい一人娘が営んでいる小さな雑貨屋。
経営不振に落ちっていたり、娘さんは失恋していたりと、不幸に見舞われています。

そんな境遇の一家に同情して、3人の囚人は自分たちの特技を活かして一家を助けようとする・・・
というなんとも泣けるお話なのです。

ゾンビが出てきたり、銃撃戦だのと殺伐とした映画ばかり見ていると
たまにこういうハートウォーミングな映画に出くわすと
実に、ホッとした良い気分になるものですねぇ。