権力者が国民を捨て駒にすることを描いた「ジャドヴィル包囲戦-6日間の戦い」
- 映画
掲載日: 2018年10月02日
舞台は、内戦が続いていた1960年代のアフリカ コンゴ共和国。
国連は、平和維持軍としてアイルランド人部隊150名をコンゴの南部、ジャドビルに派兵。
当初は戦闘が行われることはないだろうと思われていたが、傭兵部隊からの攻撃を受けてしまう。
実戦経験のない150人のアイルランド軍兵士たち。
対するは、フランスから送り込まれた百戦錬磨の傭兵。
しかも人数は3,000人(;^_^A
上層部に、援軍の要請をするが、
驚くべきことに、政治的理由により見捨てられてしまうという・・・。
圧倒的な数の敵に包囲されても、
戦い抜くことを選んだ国連平和維持軍アイルランド部隊の兵士たち。
それに引き換え、上層部の姑息なこと・・・。
下手をすれば、闇に葬られてしまう出来事です。
でも、彼らは、すべての交信を書き留めて残しておいたのです。
そのおかげで
全てが白日の下にさらされ、映画化されることになるわけです。
どこかの国の大臣が、自国民を派兵しておきながら
日報の書き換えまでして
「戦闘」はなかったと言い放っていたことを、ふと思い出しました(;^_^A