本コミュ読書会-BUNGAKU DESIGN KOBO
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谷崎潤一郎が「春琴抄」で描くのは、究極の純愛だとボクは思う。

谷崎潤一郎が「春琴抄」で描くのは、究極の純愛だとボクは思う。

掲載日: 2019年11月24日

「春琴抄」は、1933年(昭和8年)に、文芸誌「中央公論」に発表された作品。
この作品には一つの特徴があります。
句読点や改行を故意に省略した独自の文体で書かれているのです。

なぜ、そうなっているのか。
それは、谷崎潤一郎の「文章読本」に記載されていますので、ぜひ、そちらもお読みください。

鵙屋春琴伝」という伝記を手に入れた小説家が、本に登場する盲目の美少女、春琴と、その舎弟である佐助の墓を訪ねるところから、話が始まります。
小説家が読者に向かって、「鵙屋春琴伝」は、こんなことが書かれていますと話して聞かせていくのです。
とても、凝った作りの作品です。

ボクは、昨今の男女の恋愛というものを、なんとも嘆かわしく感じています(;^_^A
出会いの場が飛躍的に増えてきたこともあり、ちょっと気に入らなければ、すぐに別れ、
はたまた、隙あらば浮気に走り、二股をかけてみたり・・・(;^_^A

つまり、薄っぺらい恋愛を繰り返しているのではないのか?
と思えて仕方がないのです。
で、そこへもってきての「春琴抄」です。

容赦のない「サディスト」である春琴、そして、彼女をひたすら慕う門弟である佐助
主従関係にあるふたりの、深い深い関係性が、絢爛たる文章で描かれています。
そこには、浮気どころか、産み落とした子供すら目に入らぬほどの深い結びつきがあるのです。

願わくば、ボクにも、かみさんの情け容赦のない罵倒に耐えうるだけの
力強い「愛」がほしい・・・(;^_^A

本コミュ読書会では、「春琴抄」を課題図書として取り上げました。
読む方の恋愛経験や考え方で、いろんな意見が聞けるのも読書会ならではの楽しみ方です。

恋愛をテーマにした読書会で、「春琴抄」を紹介しましたが
離したりなかったので、読書会の後で、話してみました。

それどころか、配信で勝手に読書会のようなものを4回にわたってやってみました(;^_^A

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