トニースコット監督「アンストッパブル」の重低音のすさまじさよ。
- 映画
掲載日: 2017年06月06日
音楽の重低音は、聞く人の心を揺さぶります。
何とも言えない高揚感を喚起するのです。
では、音楽以外の重低音はどうでしょう。
工事現場の重機の動作音。
戦車の駆動音。
駅のホームで聞く、電車の通過のときの重低音。
高揚感というよりは恐怖以外の何ものでもない。
大丈夫とわかってはいても、つい、身を引いてしまう。
ボクは、アメリカに住んでいた時、
道行くバカでかいトラックに目が慣れてしまい、
一時帰国した日本で見るトラックが可愛らしく見えてしまっていました(^_^;)
列車も然り。アメリカの貨物列車のどデカイこと。
日本のアルミニュームで作った、ぽこんと凹みそうな車体じゃなくって、鉄の巨大なかたまり。
もう、怪獣です。
この映画では、そんな超重量級の貨物列車が、人為的ミスで無人のまま走り出し大暴走します。
しかも、大量の可燃物質を積んだまま。
いろいろ手を尽くしても止められない。
もーーーのすごい、勢いで突き進む。
行く手には市街地。愛する家族が住んでいる。
家族を守るために、ベテランの鉄道員と新米の運転手が命をかけて、列車を止めに行く。
・・・とまぁ、こんな出だしです。
それにしても、ビジュアルがすごい。
音もすごい。
CGなしとのこと。
一体、どうやって撮ったのだろうか(^_^;)
50型以上の大画面で観ましょう。
体験したことのない重低音を堪能しましょう(^_^;)