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森鴎外「妄想」を読むと、彼の苦悩が実によくわかる。

森鴎外「妄想」を読むと、彼の苦悩が実によくわかる。

掲載日: 2022年07月19日

この作品は、小説ではなく、鴎外の感じたことを綴ったエッセイ。
ドイツでの留学中の彼の苦悩が描かれています。

曰く
「自分のしてゐる事は、役者が舞台へ出て、或る役を勤めてゐるに過ぎないやうに感ぜられる。
その勤めてゐる役の背後に、別に何物かが存在してゐなくてはならないやうに感ぜられる。鞭うたれ駆られてばかりゐる」

鴎外がそんな風に悩んでいたとは思いませんでした。
「舞姫」の苦悩がよくわかるような気がします。

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