サン=テグジュベリ著「星の王子さま」で、人生で大切なことがみんな学べる。
- 海外文学
掲載日: 2020年10月26日
「星の王子さま」は、1943年に発行された小説。
砂漠に不時着した飛行機乗り(たぶん作者本人)が、
小さな男の子の「王子さま」に出会います。
王子さまは、飛行機乗りに
自分がこれまで行った数々の星での体験を語り始めます。
そこには、風刺がいっぱい込められたエピソードが満載です。
誰も住人はいないのに命令ばかりしている王様がいる星のこと。
意味もなく血眼になって計算を延々としている実業家がいる星のこと。
日がな一日、誰に命じらえたわけでもないのに、
電灯を点けたり消したりしている作業員がいる星のこと。
最後に地球に来た王子様。
キツネから、こんなことを教わります。
「出会ったばかりの頃のアナタは、
ボクにとっては世の中の他の人と何も変わらない。
別にいなくなってもいい。
でも、時が経つと互いに、なくてはならない存在になる。
世界で一人だけの「アナタ」になる」
このエピソードが、ボクには、i一番ストンと腑に落ちました。