朗読コンテンツ17-岡本綺堂「百物語」は、とてもゾクリとする怪談
- 日本文学
掲載日: 2023年05月08日
「百物語」は、大正13年に発表された怪談。
O君なる人物が、「今から八十年ほどの昔に起こった出来事」と語り始めます。
時は江戸時代、それは、或る大名の城内に起った出来事です。
雨のふりやまない夜に夜詰めをしていた若侍たちが、一興を案じて「百物語」を始めることにします。
順番に怪談を披露し、話し終えると100本ある燈明を1本づつ消してゆくのです。
燈明が置いてあるのは、皆がいる座敷から離れた場所。
暗い廊下を進んでいった先にあるのです。
ひとり、またひとりと若侍は燈明を消しに廊下を進みます。
そこで彼らは何を見たのか、そして何が起こったか・・・。
そんな不思議な話を朗読しました。
短いながらも、とてもゾクリとする展開ゆえ、覚悟してお聞きください。