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最初に出会ったドキドキこそ大切なんだと気づかせてくれる映画『ミートキュート』。

最初に出会ったドキドキこそ大切なんだと気づかせてくれる映画『ミートキュート』。

  • 映画

掲載日: 2025年08月29日

異性と最初に出会った日。これからもしかしたら恋愛に発展するかもしれないと、ドキドキしながら交わす会話。
会話が弾んで、相手がはしゃいでいて、何となく自分に興味を持ってくれているような気がして、高揚していく気持ち。
至福のひと時だとボクは思います。

でも、この出会いが何百回も同じ人と続いたらどんな気持ちになるでしょう・・・。
といったことを感じてしまうのが、この映画かも知れません。

『ミートキュート最高の日を何度でも』のあらすじ

『ミートキュート最高の日を何度でも』は、2022年にアマゾンプライムで配信されたアメリカ映画。アマゾンオリジナルの映画です。

物語の発端

物語の舞台は、ニューヨーク、マンハッタン。
独身女性のシーラは、ある晩、スポーツバーで一人で飲んでいた。
バーテンダーから、「よかったらあの男性に話しかけてみないか?」と促されて、気弱そうに一人佇む男性ギャリーに話しかけてみる。

意気投合し、夜のマンハッタンで楽しいひと時を過ごすふたり。
ふと、シーラは不思議なことを打ち明ける。
自分は未来から来た人間なんだと・・・。
冗談だと受け取り、大笑いするギャリー。

夜も更けていき、また会おうと約束して別れる二人。

場面は変わり、再び同じスポーツバーにいるシーラ。
同じように一人佇む初対面のギャリーに声をかけ、夜のマンハッタンに繰り出すふたり。

ここで映画を観ている観客は、タイムループ物だと気がつきます。

そして、今回のデートは、前のデートとは何かが違う。
シーラは、ギャリーの話を遮って「もうその話は何度も聞いたわ」と不機嫌になる。
そして、自分は未来から来たんだと話し始めると、ギャリーはこいつヤバイ女かも・・・、と思い、そそくさに帰ってしまう。

実はシーラは、本当に未来から来ていて、ギャリーとのデートは、もう何度目かも分からないくらい重ねたデートなのです。

タイムトラベルをすることになった経緯

人生に絶望したシーラ。死を決意し最後の思い出にと知り合いのネールサロンを訪れます。
そこに日焼けマシーンを見つけます。
店員がこんなことを言います。
「It’s not the tanning machine, It’s Time machine」
ちょっとした言葉遊びなのでしょう(;^_^A

シーラは、人生をやり直せるかもしれないからと促されて、過去へ向かうことになるのです。

なぜ何度もギャリーに会うのか?

人生に絶望し、自殺しようとしていたシーラ。
人生をやり直せるかもしれないからと促されて、過去へ向かった夜に出会ったのがギャリーです。
自分の人生を変えてくれる存在がギャリーなんです。
ただ、何度デートを重ねても自分の気持ちは高まっていくだけで、ギャリーはずっと初対面のまま。
毎回、シーラが空回りしてしまい、ついて行けないギャリーはデートの途中で帰ってしまうことの繰り返し。
それを何とか修正しようと繰り返しているんです。

ここまでは、ホンの始まりにすぎません。
この後に、二人の会話に出てきたちょっとしたエピソードが伏線になっていて、それを回収していくことになります。

ひとつ、面白いことに気がつきました。
最初の頃のシーラは、髪もきれいに整っていて、お化粧もバッチリ決まっているのですが、何度もデートを繰り返すにつれ、徐々に髪がぼさぼさになっていき、お終いの方では、完全にすっぴんになっているではないですか!なかなかよくできているなぁと感心しました。

タイトルの「Meet Cute」とは?

タイトルの「Meet Cute」は、映画用語。
映画で、恋愛関係になっていく二人が、最初に出会う場面のことを言います。
「偶然の出会い」みたいな意味合いです。

例えば、「偶然乗り合わせたエレベーターが停電で止まってしまい、閉じ込められてしまう」とか、「喫茶店で隣に座っていた彼、彼女に水をこぼしてしまう」とか・・・。

まさにこの映画のお話にピッタリのタイトルですね。

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