テーマ：海外文学の名作を読み解く読書会JDサリンジャー「コネチカットのひょこひょこおじさん（ナインストーリーズ）」

〇今回のオンライン読書会は、名作を読み解く読書会です。
課題本は、JDサリンジャー「ナインストーリーズ」に収録されている短編小説「コネチカットのひょこひょこおじさん」。

〇「コネチカットのひょこひょこおじさん」は、1948年、サリンジャーが29歳の時、文芸雑誌「ザ・ニューヨーカー」に掲載された短編小説です。

大学生の時に学生寮でルームメイトだったメアリー・ジェーンとエロイーズ。
気の置けない間柄の二人の女性が、久しぶりに会って酒を飲みながらお互いの近況報告をするうちに浮き彫りになっていく積年の悩みをを描いたのが、この作品です。

〇「コネティカットのひょこひょこおじさん」を皆さんで語り合い、読み解いていきましょう。
〇この作品を、どのように読み解けばいいのかが知りたい！と言う方、ぜひ、ご参加ください。
○ネタバレありで語り合いますので、その点だけはご容赦ください(;^_^A

使用する本につきまして。

私は、新潮文庫「ナインストーリーズ」に収録されている作品を読みます。
その他の出版社の作品でも大丈夫ですので、お好みの出版社の本をお使いください。
翻訳者による翻訳文の違いを比較するのも海外文学ならではの楽しみです。

〇ぜひとも、事前に「コネティカットのひょこひょこおじさん」をお読みください。
より深いお話ができます！
〇とはいうものの、読んでこなくても大丈夫です！
皆さんで、輪読（その場で順番に音読していきます）しますので
ご安心ください。
読み進めながら、わからない箇所や面白かった個所など皆さんでおしゃべりしましょう！

JDサリンジャーのこと。

サリンジャーは、どのような人生を経てきたのかが、謎とされてきました。
自らの人生を、意図的に隠してきたたからです。
没後になって、ようやく伝記が出版され、サリンジャーの人生や人となりが解るようになってきました。
その伝記が映画化され、サリンジャー作品を読み解くためにはとても参考になります。
映画としての出来も秀逸ですので、ぜひ、ご覧になることをお勧めします。

「ライ麦畑の反逆児　ひとりぼっちのサリンジャー」

サリンジャーがどのような人生を送ってきたかを克明に描いています。

「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」

サリンジャーを取り巻く人々を描くことで、サリンジャーの人となりが解るような作りになっています。

そして、こちらにサリンジャーの生涯についての解説もありますのでご参考になさってください。