「ガーディアン24」は、予想の斜め上を行く展開に茫然となるはず。
- 映画
掲載日: 2023年03月19日
「ガーディアン24」は、2019年に公開されたフランス映画。
原題は「WALTER」、つまり主人公の名前です(;^_^A
「スーパーで警備員として働くウォルターは温厚な好人物。 ある日の深夜、5人の強盗がスーパーに侵入し、呼び出されたウォルターはスーパーに向かう。強盗につかまり、冷凍庫に閉じ込められるウォルター。だが、ウォルターはアフリカでの戦争で伝説となった最強の兵士だった!」という触れ込みにつられてダイハードのような展開を期待して観てみると、全く違う方向に話が進み、良い意味で予想を裏切られました。
脚本が良いのでしょう、お話がとても分かりやすい。
冒頭、スーパーの警備員として働くウォルターの様子が描かれます。
高い位置にある食品を取ろうとして背伸びをして難儀をしている女性を見かけると優しい笑顔で食品を取ってあげるウォルター。
このシーンだけで、彼の優しい人柄がわかります。
そんなある日の深夜、スーパーから呼び出しがかかります。
勤務先のスーパーのセキュリティシステムが作動したので様子を見てくれとの要請です。
スーパーの裏口を点検しようとしたウォルターは、突然銃を突き付けられ捕まり、冷凍庫に監禁されてしまいます。
さて、ここから、壮絶なダイハードのような攻防戦が始まると思いきや
物語はあらぬ方向へ行ってしまいます。
強盗らは威勢だけは良いが、実は臆病者なのです。
ここからは、臆病な強盗をボコボコにする最強の傭兵という構図になっていきます。
で、さらにさらに予想もしなかった方向へ話が進んでいくのです。