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ボクが、夜に読書をしなくなった理由。
掲載日:2023年08月17日
多くの人がそうかもしれませんが、ボクは夜に読書をしていました。
寝る前の10:00過ぎぐらいからでしょうか。
面白くない本や難解な本だとそのまま寝落ちしてしまうことも度々ありました。
そんな日々を送る最中、輪読会型読書会に参加するようになってから、いまさらながら気が付いたことがあります。
それは、「草枕」の輪読会のときのこと。
順番に漱石の書いた文章を読んでいき、区切りのいいところで、一旦、止めます。
そして、判らなかったり心に残った個所を語り合います。
言葉に出して語ると、どこが判らなかったかが浮き彫りになっていきます。
輪読会は夜に開催され、22:00過ぎになることも多々あります。
そんな時間帯に「草枕」の難解な文章を読んでいると、全く頭に入ってこなくなることがあります。
その時間帯になると一日の疲れがたまって、脳も考えるのを辞めてしまっているのでしょう。
そこで、ふと思ったのです。
これまで、ボクはその時間帯に読書をしていましたが、
実は、きちんと読み込めていなかったのではないだろうか・・・(;^_^A。
単に字面を追っているだけだったのではなかろうか。
至極当たり前のことに、いまさらながら実感したのです。
うすうす頭で判ってはいたことでも、実体験が伴わないと行動に移さないものです。人間は(;^_^A
で、ボクは夜の読書を辞めて、朝の時間帯に読書をするようになりました。
早朝5:00。クリアーな頭で本を読むと、これまでわからなかった箇所が嘘のように理解できます。
新たな気づきも、やたら発見できるようになります。
ボクは今こそ断言できます。
ゆめゆめ、一日の終わりに「読書」をしてはイケマセン(;^_^A