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読書会の楽しみ方-その1「輪読型読書会のこと」
掲載日:2022年02月09日
読書会にはいろいろな形式があります。
「課題本型読書会」や、「紹介本型読書会」などなど、
それぞれの楽しみ方があります。
今回は「輪読型読書会」の楽しみ方についてお話しします。
輪読型読書会とは?
輪読型読書会は、題材となる作品を参加者が順番に読んでいき、
ある程度、切りのいいところで、一旦、止めます。
そして、良かった点や、気になる個所、わからなかった文章などを
皆でおしゃべりするという読書会です。
これが、とても楽しいのです。
輪読型読書会の楽しみ方。
事前の準備がいらない
その場で読むので事前に読んだりする準備が不要。
だから、気軽に参加できます。
参加者みんなで、協力して作品を読み解いていきましょう、ということです。
その場で、作品を理解することが「輪読型読書会」の目的なのです。
作品の隅々まで味わうことができる
課題本型読書会では、
事前に読んできた本の感想を、時間が経ったあとでおしゃべりするので、
どうしても漏れてしまうことや、言いたかったけど忘れてしまうことなど、消化不良が多々あります。
けれども、輪読会型の読書会では、今読んだばかりのことをお喋りするので
漏れることなく隅々まで目が通せます。
文章をつぶさに読んでいくので、その作品を隅々まで味わうことができるのです。
作品の理解が深まる
そして、何よりのメリットは深読みができるということ。
一文一文の意味を考えたり、いろんな人の解釈を聞くことができます。
自分一人が読んだだけでは得られなかった違う視点からの予想だにしなかった解釈が聞けたりするのです。