テーマ「フリー」

〇今回の読書会のテーマはフリー♬
小説でも、ビジネス書でも、絵本でも、ノンフィクションでも
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読書会開催報告

今回の読書会では、以下の本を紹介いただきました。

・「ゴビ砂漠にねむる恐竜」R.C.アンドリュース
1963年出版。1919年にアメリカ博物館の命令でモンゴルのゴビ砂漠に行き恐竜の化石の発掘を行ったロイ・チャップマン・アンドリュースの調査の様子を描いたノンフィクション「ゴビ砂漠にねむる恐竜」と、1900年にギリシア領のクレタ島で古代文明の発掘をしたイギリスの考古学者アーサー・ジョン・エバンスの調査半生を描いた実録「ミノス迷宮の秘密」の2作が収録された児童書。
本の交換会で入手したとのこと。なかなか貴重な本です。

・「植物少女」朝比奈秋
主人公の美桜が生まれた時からずっと母は植物状態でベッドに寝たきりだった。 小学生の頃も大人になっても母に会いに病室へ行く。 動いている母の姿は想像ができなかった。 美桜の成長を通して、親子の関係性も変化していき──現役医師でもある著者が唯一無二の母と娘のあり方を描く。

・「むかしむかしあるところに死体がありました」青柳碧人
短編ミステリー。
日本の昔話をミステリー化した作品。

・「きかんしゃチャーリー」 ベリル・エヴァンス
物語の主人公で子供たちに大人気の機関車チャーリー。彼の望みは廃車になるまで、機関車として働き続けることだが時は無常で・・・。スティーヴン・キングの『ダーク・タワー』シリーズに登場する絵本。ベリル・エヴァンスなる人物が書いた絵本・・・、となっているが、本当はスティーヴン・キングが書いた絵本。邪悪な要素満載のダークな絵本です。

・「こどものための百科」鈴木勤 編　安野光雅／清水勝 ほか
世界の名作童話と辞典がいっしょになった絵本。あいうえお順で、ことばについて、植物の成長の順序について、ものごとのいろはについて、さまざまな作家による絵と一緒に紹介されている本。

・「健康寿命を伸ばす選択」浅野拓
生活習慣の改善を先延ばしにしているすべての人のための「究極の一冊」。
心血管の専門医が「健康寿命を延ばす」たった一つの考え方を紹介。

・「大工よ、屋根の梁を高く上げよ」J.D.サリンジャー
サリンジャーが描くグラス家の物語の中の一編。難解なサリンジャーの作品の中では比較的わかりやすい作品とのこと。登場人物のシーモアの思想がアルトゥール・ショーペンハウアーの厭世主義、反出生主義に通じるものがあるのでは？とのこと。