テーマ「恋愛」

〇今回の読書会のテーマは「恋愛」
以前に開催した際、えらく盛り上がったので
味を占めて、また開催します(;^_^A

アナタのいち推しの恋愛の本を教えてください！
さわやかな淡い初恋から、大人の恋愛、などなど
小説、ハウツー本、なんでもOKです。
そして、とっておきの「恋バナ」しましょう！
みんなでワイワイお話ししましょう！

読書会開催報告

今回の読書会では、以下の本を紹介いただきました。

・島本理生「わたしたちは銀のフォークと薬を手にして」
連作短編です。ホッコリした読後感が持ち味。
仕事熱心なOLの知世と年上のエンジニア椎名さんとのデート。
江の島の生しらす、雨の日の焼き鳥などなど。
美味しいものを一緒に食べるだけの関係だったが、
ある日、彼が抱える秘密を打ち明けられる。
行方のわからない大人の恋を描いた恋愛小説。

・九把刀「あの頃、君を追いかけた」
まずは、映画から入ったとのこと。高校の頃にお父さんに連れて行ってもらった台湾。
そこで台湾のこの小説に出会ったそうです。
勉強が苦手な悪童と優等生な女の子の高校生活の恋愛模様を描いています。
中学二年生から、大学二年生までの時間の流れの中での出来事。
そして、大学三年生に答えが出るということです。
日本の若者と同じような文化というのが面白い。

・絲山 秋子 「袋小路の男」
高校の先輩に出会った女性。そこから彼女の片思いが始まる。
手さえ触れさせてもらえない関係が続く。
その人間模様を、男性からの視点、女性からの視点で描いています。

・ツルゲーネフ「初恋」
主人公16歳の男の子ウラジミール。
別荘にある離れを、別な一家に貸し出している。
そこには貧乏な貴族一家が住んでいる。一家には、21歳の年上の女性がいる。
その二人が辿る運命が描かれています。