テーマ「日本文学」

今回は、あなたが読んだおすすめの日本の文学作品を持ち寄りましょう。
夏目漱石、太宰治、中島敦、梶井基次郎、などなど。
私たちのアイデンティティーの礎となる作品を堪能しましょう。
お気に入りの文豪のこともお話ししましょう。
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読書会開催報告

今回の読書会では、以下の本を紹介いただきました。

・「本日はお日柄もよく」原田マハ
原田マハさんはアート関連の作品が多いので、
アート以外の作品はどんなものがあるのかが気になって読んでみたとのこと。
主人公は、製菓会社に勤めるOL。知人の結婚式で出会ったスピーチライターに興味を抱くことに。
スピーチライターという職業を目指す主人公の生きざまを描いています。

「傲慢と善良」辻村深月
ミステリー作品。ある日突然、友人から「助けて」という電話が入る。
そこから、彼女の生い立ちを探るうちに、いろんな秘密がわかってくるという物語。
現代社会の生きづらさがあぶりだされてきます。
その原因が「傲慢」と「善良」ということが解ってきます。

・「コンビニ人間」村田沙耶香
世間と折り合いがつかない人が、自分の居場所を見つける物語。
主人公の女の子の行動があまりにも特異。
全ての価値観がコンビニに直結しているような生き方をしているところが
面白い。
みんなが言うところの普通て何なのかが考えさせられる作品とのことです。

・「おちくぼ姫」田辺聖子
田辺聖子の解説と現代語訳が、とても面白かったそうです。
シンデレラのストーリーと基本構造が同じ物語。