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吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」が、なぜ今売れているのだろうか。

吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」が、なぜ今売れているのだろうか。

  • その他

掲載日: 2018年11月14日

「君たちはどう生きるか」は1937年に新潮社から出版された作品。
児童文学者の吉野源三郎が、「日本少年国民文庫」の最終巻として執筆した。

主人公は、中学二年生のコペル君
彼の同級生にはお金持ちの子供や、貧しい暮らしをしている子どももいる。
様々な階級の子どもたちとの学生生活を送る中で、コペル君は社会のことを学んでいく。

本作品が発行された1930年代は、日本が次第に戦争の空気に包まれ、
軍国化されつつある時代。
言論や出版の自由が、制限されつつある時代。
そんな空気を憂い、
次の時代を担う子供たちに「いかに生きるべきか」を伝えるべく書かれたものです。

そんな作品がいま、漫画化されたこともあり、売れているという・・・。
今の日本の危うい空気感を、人々は何となく肌で感じているのでしょうかねぇ。

ちなみに、「漫画 君たちはどう生きるか」を描いた羽賀翔一氏を交えての読書会がありました。@コルクBooksです。

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