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終戦直後の風景が現存する街、別府。
掲載日:2015年10月11日
ボクの実家のある大分県別府市は、先の大戦では空襲を免れました。
温泉があるということで、アメリカ軍が残そうと思ったのでしょう。
ちなみに、お隣の大分市は、工業地帯だったため空襲に会い一面の焼け野原です。
そんなわけで、
ここ別府には、昔の建物や、狭い路地などがいまだに健在なのです。
子供の頃から、住んでいるので、知らないところはそうはないだろうと思っていましたが
別府には、まだまだ、未知の場所がありました。
もう、ビックリ仰天してます。
なんと、「標準市場」の名残りがあるのです。
戦後すぐに、闇市が全国各地で開かれましたが、値段もバラバラで、だまされることしきり。
んでもって、適正価格、つまり標準な価格で売ってますということで「標準市場」というものが開設されたのです。
その看板がそのまま残っていました。
しかもそこには人がまだ住んでいて、生活しているという・・・。
もう映画のセットとしか思えないような風景なのです。
・・・それにしても、
戦後すぐの風景が目の前にあるという奇跡(-_-;)