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小泉八雲の「怪談語り」は、お寺で聞くに限る、件。
掲載日:2018年10月07日
小泉八雲の作品を朗読で聞く、という催し『語り 舞い 奏でる 小泉八雲の夕べ』が別府市の長覚寺で行われました。
まずは、「十六ざくら」。
主人公は、伊予の国の老侍。
幼いころから、ともに育ってきた桜の木。
老木となったこの桜の木が、寿命が来てしまい枯れてしまう。
悲嘆した侍は、自らの命を捨て、桜を蘇らせるという、なんとももの悲しい怪談。
その他にも「守られた約束」「人を食らう鬼」
そして、有名な「むじな」・・・。
これらの珠玉の怪談を、お寺の本堂での「語り」で聞いてしまった後では
長覚寺の山門は、もはや「羅生門」にしか見えません(;^_^A
お寺ゆえ、時折り「ご~~~~~ん」と鐘の音が聴こえてきます。
これほど絶妙な効果音はありません(;^_^A
お寺は、こんなにも癒されて集中できる空間ですので
お寺で読書会を開催してみたいものです。