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悪魔は、いつも笑顔でやってくる。
掲載日:2024年07月25日
ボクは常々、思っていることがある。
それは、やたら愛想のいい人は、どうも怪しい・・・、ということ。
思い起こせば、遥か昔に入学式を終え大学生になった4月のこと。
キャンパスを歩いていると、新入生のサークル活動や部活の勧誘に必ず遭遇します。
満面の笑みを浮かべて声をかけてくる先輩たち。
こんなにも自分を必要としている人たちが居るんだなぁと「勘違い」をして、まんざらでもない気持ちになります。
こういう光景は微笑ましいものです。
が、しかし。
けた違いに愛想のいい輩がいます。
ニコニコと満面の笑みを浮かべて、アナタに近づいてくる人がいたら要注意です。
それは、間違いなく怪しげな団体の勧誘。 柔らかな物腰。やさしい言葉。
・・・で、右も左もわからない新入生はついつい話を聞いてしまう。
ニコニコしながらやってくる、そのヒトは、「目的」があってアナタに近づく。
何かの「目的」があって、アナタに近づくヒトの共通点。
それは、「笑顔」。
その目的を包み隠す必要があるからです。
仕事で広告に携わったら、このカラクリがよーくわかりました。
テレビショッピングがいい例です。
いまなら、半額。
金利はコチラが負担します。
なんなら、もう一セット差し上げます。
もう満面の笑顔で訴えてきます。
そんな「笑顔」の裏には、「この品物を買わせるノダ」という目的がしっかりと包み隠されている。
さて、タチの悪い事例をひとつ。
「国民が第一です!改革が必要な今こそ、ワタシにお任せください」
普段は仏頂面なのに、選挙のときだけ満面の笑顔を浮かべて、握手を求めて来る輩がいません?
で、選挙が終わるや否や、ふんぞり返っているという・・・。
やたら愛想のいい人は、どうも怪しい・・・、というのは、どうやら、真実の様です。
あれ?
もしかして写真の無邪気な笑顔が悪魔の笑顔に見えてきてません?
・・・ボクのせいです。スミマセン。