大正時代の風景@別府
掲載日:2015年06月11日
別府は、温泉地ということもあり
第二次世界大戦時にアメリカ軍は敢えて空襲をしませんでした。
そのため、戦火を逃れた建物があちこちに残っています。
ここは竹瓦温泉に向かう商店街の名残。
「竹瓦小路」です。
これは、すべて木で作られたガラス張りのアーケード。
大正末期の1921年(大正10年)に作られた日本最古のアーケードです。
各地からの観光客の玄関口だった楠港からの旅行者が、雨にぬれずに竹瓦温泉界隈へ行けるようにと作られたそうです。
そこかしこの建物には、まだ人が住んでいるということも驚きです。