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アナタは、なぜ小説を読むのですか?
掲載日:2022年10月30日
某会社の面接を受けた知り合いの女子が
面接担当者にこんなことを言われたそうです。
「趣味は何ですか」
「小説を読むことです」
「空想ばかりしてないで現実を見ないといけませんよ。
ビジネス書を読みなさい・・・云々」
この面接担当者こそ、未熟者・・・(;^_^A
なぜ、「小説」を読まなければいけないのか。
読書会でもたまに話題になるのです。
その理由や、如何に・・・。
人は、人生のいろんな場面で様々な「判断」をします。
どんな学校に進学しようか、とか。
どっちの会社に就職しようか、とか。
そもそも、就職ではなく起業しようか、とか。
はたまた、この人と結婚するか、否か、とか。
さらに、人は、他者と会話をする際に、
「本音」と「建て前」を使い分けています。
これは、すごく高度な判断がいる作業です。
相手との人間関係や、その場の空気、状況などを踏まえ
瞬時に「判断」しています。
では、何を基準に「判断」しているのでしょうか?
人は、他者とのコミュニケーションや
これまで自分が経験してきたことによって
アイデンティティを築いています。
自分の立ち位置を決めていきます。
それが自分なりのルール、基準となるわけです。
まだ、あまり人生の経験が乏しい小学生は正しい判断ができない・・・という理由がここにあります。
人生のいろんな修羅場を潜り抜けて場数を踏んできた人は、
比較的、バランスの取れた基準を持っています。
ただ、我々が経験できるものはたかが知れています。
どろどろの男女の関係を潜り抜けてきた人生。
命のやり取りをする修羅場を潜り抜けてきた人生。
愛する人を失った人生。
そういった深い人生経験は、早々できるものではないです。
では、どうするか。
そう、「本」を読むのです。
それも「小説」を読むことで、普通では経験しえないことを疑似体験ができるのです。
ビジネス書なんかでは、ダメです。
それは、他人の考えを聞いているだけのこと、決して体験していることにはなりません。
これが、「なぜ小説を読まなければいけないのか」
に対する一つの理由です。
では、どんな小説がいいか。
これは動画の中で、お話しします。